モチベーションだけでは継続が成功しない本当の理由

こんにちは。やる気にあふれたらいいなぁ。わりひとです。

僕はモチベーションは継続にとって最も重要な要素の1つだと思っていました。
元気があればなんでもできる、ではありませんが、
モチベーションさえあれば、なんだってできる。
少なくとも挑戦を始めることはできる。

と思っていました。

しかしモチベーションだけでは足りない様です。

ジェイン・マクゴニカル著 スーパーベターになろう!
がそのことを教えてくれました。 

本当に大切なのは自分ならできる!という確信、
つまり自己効力感です。

モチベーションだけでは継続できない

白血病のような小児ガンの治療には、たいてい二、三年間の経口投薬が必要になる。患者にとって非常に大切なのが、薬を一回も飲み忘れないようにすることだ。

家族も患者もそれを知っている。それでも若い患者はさまざまな理由から薬を飲みそこねることがある。吐き気や倦怠感といった副作用に耐えられない。体調がよくなってくると、学校やスポーツで忙しくなり、決められた厳格なルーティンに従うのが難しくなる。または治療の数年後、無意識のうちに反発したくなり、薬を飲み忘れる。彼らはもう病気であることにうんざりしているのだ。

ガンの治療は命が係わるほど重要なことであり、
モチベーションを抱く対象としてはこれ以上のものは無いはずです。
しかしそれでも重要な薬を飲むという行為を継続できないことがしばしばみられるようです。

この話はモチベーションだけでは人は行動を続けることができないと示しています。
どれだけ重要とわかっていても、それが命につながるものでも、
それだけでは自分をコントロールできないということです。

僕も持病があるのですがよく薬を飲み忘れます。
理屈の上で薬を飲むべきだとわかっているし、
病気の症状は抑えられる方がいいに決まっています。

ただ心のどこかで病気を直視したくないという感情があります。
薬を飲んでも確実に症状を抑えられるわけではありません。
まさに病気にうんざりしていてそのことを直視したくない。
そんな思いがあるように感じます。

本当に重要なのは、モチベーションを自己効力感に転化すること

モチベーションが高いのに最後までやりとげられないケースと、モチベーションを一貫した効果的な行動にうまく転化できるケースの大きなちがいは、自己効力感の有無だ。

自己効力感が高いと、たとえそれが難しく、苦痛を伴うことであったとしても、目標達成に向けて必要な行動をとる可能性が高くなる。また、あきらめることなく、より長期にわたって難題に取り組むようになる。一方、自己効力感が低いと、どれだけモチベーションがあってもポジティブな行動をとる可能性が低くなる。人生を変える力があるという自信がないからだ。

自己効力感とは、
目の前の問題や課題を自分なら解決できる。と確信している状態の事です。
要するに、俺なら私ならやれる!この課題を達成できる!と自信が持てている状態ですね。

どれだけモチベーションがあったとしても、
心の中でどうせ俺には達成できないとか、どうせ上手くいかないと思っていると、
そもそも行動をとることがなく、やる前から失敗してしまいます。

継続とは行動の積み重ねです。
行動を阻害する自己効力感の欠如が、
継続にとって致命的であることは言うまでもありません。

継続を成功させるためには単純にやりたい!というモチベーションだけではだめです。
自分ならできる!やれる!と自己効力感を持てるように、
自分をコントロールする必要があります。

自己効力感を上げるためには

自己効力感は特定の問題や目標を対象としたものですので、
上げるための方法は対象次第で色々考えられます。

といいつつ自分で考えてねではこの記事の意味がないので、
ここではどんな時にも共通する、自己効力感を上げる3つの方法を紹介しようと思います。

まず調べる

どんなにやりたいことがあっても、
やり方が分からない状態でやれる!できる!と思うのは難しいでしょう。
(実際の所、根拠なく自信を持つタイプの人はいますが。。。)

まず継続する対象をリサーチしましょう。
そしてどういう道筋をたどれば達成できそうか見つけ出しましょう。

始めに行う調査はそれほど綿密でなくても構いません。
むしろこの段階で調査に時間をかけすぎると、
実際の行動ができなくなってしまうデメリットが出る可能性もあります。

最初の調査は大まかに行い、方向性が明らかにするくらいでちょうどいいでしょう。

もちろん徹底的に調査しても構いません。
しかしその場合でも、可能な限り早く行動に移すことは意識すべきです。

まずは行くべき方向を示すコンパスを作りましょう。
そうすれば目途が付き、やれるという気持ちが湧き上がってくるでしょう。

小さな成功を重ねる

目標を受け入れ、努力し、努力に対するフィードバックを受け、具体的なスキルを磨き、試行錯誤を続け、最後には成功する。これが自己効力感が形成される従来的なプロセスだ。

このプロセスを素早く回せば回すほど、自己効力感は強まります。
小さな目標であれば、達成も容易でプロセスを早く回すことができます。

いわゆるスモールステップというやつです。
自己効力感という観点で見ても望ましいようです。

もちろん長期的な意味で高い目標を持つことは重要ですです。
しかし高い目標は達成するまでに時間がかかります。
それだけでは自己効力感の向上もなかなか上手くいかないでしょう。

小さな成功であれば、頻繁に得ることができますしその度に自己効力感が増します。
より高い目標へ努力するための糧になってくれるはずです。

長期的な高い目標を立てるだけではなく、
短期的な目標も定め、それを達成することで小さな成功を重ねるようにしましょう。

ゲームをする

何か将来の目標を考えると、脳はそのたびに、それが努力して達成する価値のある目標なのかどうかを一瞬で、無意識のうちに費用対効果分析する。
この分析がどのようにおこなわれるかは、そのときの状況がどうかということより、その時点で脳内にどれだけのドーパミンがあるかによって決まる。

ゲームに関する一五年分の神経科学研究をまとめると、こういうことになる。
もし脳をもっといい状態にしたいなら、つまり、モチベーションを自己効力感に変化させ、学習能率とレジリエンスを高めたいなら、ゲームをもっとプレイすればいい。
あるいは少なくとも、いいゲームと同じようなチャレンジングな学びの機会を与えて、脳を刺激すればいい。

少し極端な話にも聞こえますが、
ゲームをプレイするだけで自己効力感が高まるようです。

僕もゲームは結構好きな方です。
確かにゲームは
“努力し、努力に対するフィードバックを受け、具体的なスキルを磨き、試行錯誤を続け、最後には成功する。”
という自己効力感を上げるプロセスに合致していると感じますね。

この話を見て、僕は真っ先にダークソウルというゲームを思い出しました。
とても難易度の高いゲームで何百回と失敗するのですが、
不思議と嫌にならず挑戦していくうちに何とかクリアできるようになり、
それがたまらない達成感を与えてくれるというゲームです。
まさにこのチャレンジングさが、熱中させてくれる秘訣なのでしょう。

よくゲームをプレイする人(週に平均九時間以上ゲームをプレイする人)は、報酬を司る脳部位である〝左腹側線条体〟内の灰白質の量が多い。
一般的には、灰白質が多いほど大きく、すぐれた脳だと言える。とくに左腹側線条体内の灰白質が多いほど、
より多くの認知リソースをモチベーション、精神力、楽観、学習に割り当てることができる。

さらにゲームを通じて鍛えられた困難への挑戦が、
ゲーム以外の挑戦にも良い影響を与えてくれるとのこと。

これはもうゲームするしかない!!!

とはいえやりすぎには注意です。
だらだらやっていても効果は薄いでしょう。
“チャレンジングな学びの機会”であると考えることが重要です!

なんとなくやるのではなく、
このゲームをプレイすることで自分もレベルアップするんだ、
くらいに思った方がいいですね。

おわりに

ここまでをまとめます。

  • 継続はモチベーションだけでは成功しない
  • 本当に重要なのは自己効力感
  • 自己効力感を高めるためには以下に取り組んでみる
    • まず調べる
    • 小さな成功を重ねる
    • ゲームをする(前向きに)

継続にとってモチベーションは重要です。
そこに変わりはないと思っています。

しかしモチベーションだけではだめです。
モチベーションから、
自分ならやれる!できる!という気持ち=自己効力感
につなげないと、

継続を成功させることはできません。

自分が継続しようと考えていることに対して、
どうすれば成功すると思えるのか、
この点を追及しましょう

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